2007年8月アーカイブ

ベトナム人技術者の訪日

来月、Wizards Informatics Services(ウィザードベトナム)の社員が、初めて日本のウィザードに来ることになりました。

目的は、もちろんオフショア開発のブリッジSEとして来るのです。

ビザの申請に諸々の書類を用意し、提出してから一週間程度で許可がおります。

以前、日本と同じ感覚で「短期間だったら観光ビザで来ちゃえば?」と言ったら、「観光ビザなんて絶対に許可が下りません」とベトナムの社員に言われました。 「なんで?」「逃げてしまう人がいるからです」「・・・。」

普段、ベトナムで社員と一緒にいても、特に日本人と仕事をしているときと感覚もさほど違わないので、未だに国同士の関係としてはそんなレベルなのか、とちょっとだけショックを受けました。

もちろんまだまだ経済的には差はありますし、外資系IT企業で働いている彼/彼女らはごく一握りのエリートだということは、頭では理解しているのですが、逆にその彼らが日本から普通には観光ビザをもらえないということを、ごくあたり前に受け入れていることにショックを受けたのです。

はやく国同士が、お互いにもっと信頼しあえる関係になるといいよね。

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ソフトハウス研究会

船井総合研究所の開催する、ソフトハウス経営研究会というのがあるのですが、それに参加してきました。

7月にはベトナム視察ツアーなども組まれ、弊社のホーチミンの事務所にも見学に来て頂きました。

今回出席して驚いたのは、皆さんがベトナムでのオフショア開発に興味を持たれることにも増して、すでにベトナムに進出されている会社さんが何社かいらっしゃったことです。

少しは早めに進出できた方かなぁ、と漫然と考えていたのですが、そんな気持ちではアドバンテージはすぐになくなってしまいそうです。

気を引き締めなくっては。


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ホーチミンの気候

しかし今年の東京は暑いですねぇ。

都心のアスファルトの上を昼間に歩いていると、吹いてくる風の温度は明らかに自分の体温より高いです。

百葉箱(ひゃくようばこ)で計っている全国の気温よりも都心の路上の気温は高いだろう!と、常々思っていたのですが、あらためてブログに書くにあたって調べてみると・・「気象庁は1993年1月に気象の自動観測機器の普及にともない、百葉箱での観測を廃止しております。」とのこと。 知りませんでした・・。

閑話休題。

で、ホーチミン(べとなむ)の気候ですが、いろいろな方とお話しをしていると、とにかく「暑いんでしょう」というイメージを持たれています。 はい、暑いです。 1年を通じて平均27℃とのことですが、イメージとしてはいつでも30℃前後から上といった感じです。

1年が雨期(5月~10月)と乾期に分かれているのですが、乾期の終わり、3月~4月頃が一番暑くて湿気も多く、過ごしにくいと言われています。 それでも今年の7月後半~8月前半の東京ほどは暑く感じませんでした。

ちなみに8月に東京からホーチミンに行くと、とても涼しく過ごしやすく感じました。 まあ日本にいるときほど日中に外を出歩くわけではないのと、服装の違いもありますが。 ベトナムではいつも半袖ノーネクタイなのです。 日本では長袖ワイシャツにスーツにネクタイ。 あまりエコじゃありませんな。

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今回、Wizards Informatics Services(ウィザード ベトナム)を立ち上げるにあたって、まず必要だったのが登記申請をするための会社の住所でした。 つまりなによりも先に事務所を借りたのです。

実際の不動産は、コンサルティング会社にお願いして探してもらいました。 2006年の11月には事務所探しをお願いし、約1ヶ月かかってやっと希望の大きさ・価格帯の事務所を見つけてもらいました。

オフショア開発をするわけですから、日本とのインターネット接続などのインフラ面にも気をつけなくてはいけません。 安いからとあまり都心から離れてしまっても、まだまだベトナムでは日本のようにインターネットはつながって当たり前ではないのです。

実際に営業を開始できたのは4月からなので、3ヶ月間は事務所を寝かせておいたことになります。(3月には採用の面接で使用しましたが)

ちなみに、ホテルの住所などをとりあえずの登記終了までの会社住所とするような逃げ道もあるようです。(これは、あとでベトナム人から聞きました)

もしかするとベトナム人の場合はOKでも外国人だとNGな可能性もありますが、ご興味のある方はコメント等下さい。 もう少し突っ込んで調べます。

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ベトナムで会社をおこす時には、最初の資本金はいくらからでもいいようです。

但し、あまり金額が低すぎても、こちらの「本気度?」が伝わらないのでなかなか登記が通らないとも言います。(事実関係は未確認です)

ちなみにWizards Informatics Services(ウィザードベトナム)の資本金は85,000ドル(=約1,000万円)にしました。

登記が無事終わって、初めて銀行口座を作ることが出来ます。 その時に資本金を入れるためだけの口座(キャピタル口座)と、通常の預金口座を作ります。 キャピタル口座は通常の口座に資金移動する以外のことは出来ません。 さらに通常口座はUSドル口座、日本円口座、ベトナムドン口座を作ったので、一つの銀行に口座が4つもあります。

ちょっと紛らわしいです。

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ホーチミン市の交通事情2

以前、オートバイがとても多いということを書きましたが、続きです。

ホーチミン市内では、バイクに乗っているほとんどの人がヘルメットをかぶっていません。 市外の国道ではヘルメットの着用が義務付けられているのですが、市内ではかぶらなくても違法ではないのです。

でも今年の12月から法律が変わり、市内でもヘルメットの着用が義務付けられます。 これでみんなヘルメットをかぶるようになり、少しは安全になってよかった、よかった、と考えるのが日本人の感覚ですよね。

ベトナムでは少し事情が異なります。 実は今までにも何度か法律でヘルメットの着用を義務付けたことがあるようなのです。 でも国民の「暑い」「重い」「不要だ」という声があまりにも強く、なしくずし的に結局元に戻ってしまったという経緯があるのです。

うちの社員に「12月になったらヘルメットかぶるの?」って聞くと、「わからない」「持ってるけど、暑いし気分が悪くなるから出来ればかぶりたくない」と言っています。 今回はどうなるのでしょうか。

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日本へ帰ってきました

金曜日の夜の便で帰ってきました。 成田空港へは土曜日の朝7:30頃に着きます。 ちなみにベトナム時間では5:30です。

そして到着の2時間ほど前に、機内では朝食が出ます。 日本時間でも5:30、ベトナム時間では3:30です・・。

今回は朝食は食べずに、ずっと寝たままで帰ってきました。

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今日でベトナム滞在も最終日、夜中(23:40)発の飛行機で日本に帰ります。

今回は、滞在中に全社員にとって入社後初となる面接を行いました。 会社のスタート=採用は4月だったので、中途半端なタイミングと思われるかもしれませんが、これは日本の株式会社ウィザードでも行っている入社後フォロー面接と呼んでいるものです。

通常の年2回、半期毎の面接とは別に、入社後1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目に入社後フォロー面接を行っています。 誰しも入社直後というのは、不安や緊張があったり、それが解けてきてでる本音があったり、入社前の認識や以前の会社との違いにとまどったりと、とにかくいろいろと考えたり悩んだりする時期だと思います。 そこで、なにか問題があれば早め早めに解決してしまった方がお互い(社員と会社)にとってもいいだろう、ということで、このフォロー面接を始めました。

また、入社後時間が経つにつれて、よくも悪くも人はその組織に染まってきます。 もし以前いた会社でおこなっていた習慣などで、非常にいいものであれば、染まってしまう前にそれを教えてもらって取り込もう、という会社側の思惑もあります。

さて今回のベトナムでのフォロー面接で、思いがけず非常に嬉しかったことがあります。 それはある社員の表情が、とてもとても明るくなっていたことです。

そんなことか、と思われてしまうかもしれません。 でも、その女性社員は、入社時にはおせじにも朗らかな印象はなく、どちらかと言えば口をへの字にしてムッツリと黙っているタイプでした。 もちろん表情が少し明るくなってきていたのは面接以前にも気がついていましたが、面接で「入社後、仕事はどうだい?」と聞くと、「チームで仕事をするのがとても楽しい!」と輝くような笑顔で答えたのです。 また、社内で教えている日本語の授業でも一番の成績で、そのことを褒めると、またとても嬉しそうに笑っていました。

話が飛んで申し訳ないのですが、家で0歳~2歳児と接していて最近学んだのですが、疑うことを知らない子供の、心からの笑顔は無条件にこちらの心を癒してくれます。 決してベトナム人の社員が幼いというような意味ではなく、でも心から喜んでいる人の笑顔は、それが大人のものでも、心に強く訴えてくるものがありました。 ベトナムで起業して本当によかったと思った瞬間でした。

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社員と飲み会

今日はこちらの社員と飲み会でした。

主な目的は、7月中途入社の新しい社員の歓迎会と、8月4日に結婚した社員のお祝い、それと8月誕生日の社員のお祝い。 こちらの会社では、会社で社員の誕生日を祝う、というのは結構多いようです。

ちなみにベトナム人の女性はお酒をほとんど飲みません。 外のお店で、人前では全くといって飲まないそうです。 未だにうちの女性社員が飲むところを見たことがありません。

飲み会は「花ゆき」という日本料理屋さんで行いました。 なかなかおいしかった上に値段もリーズナブルでした。

ベトナムでのオフショア開発

たまにはまじめな話を少々。

ベトナムの会社(Wizards Informatics Services 通称:ウィザード ベトナム)では、主に日本で受託したソフトウェアの開発をオフショアで開発しています。

 

主な手順としては、
1. 日本で日本人ベテランエンジニアが打ち合わせ、要件定義~基本設計までを行います。
2. 詳細設計はケースバイケースですが、主にこれも日本で作成します。
3. 日本人のSEがベトナムに行くか、ベトナムから日本語がバッチリのSEを日本に呼び、システム全体の説明から詳細までの仕様の伝達を行います。
4. プログラマは全員が日本語を勉強していますが、完全に理解できるわけではないので、日本語検定1級の通訳・翻訳担当者が、仕様書をベトナム語に翻訳します。
5. 特に理解の難しい仕様に関しては、別の翻訳者にベトナム語から日本語に逆翻訳をさせ、日本側で仕様の勘違いがないかを確認します。
6. 開発したプログラムについては、ベトナム側でテスト完了後、日本側でも再度テストをします。
7. 結合テストについてもベトナム側と日本側両方で行います。

心がけているのは、日本で培った受託開発のノウハウをいかに生かすかと言うこと、オフショア開発といっても日本の会社と変わらないきめ細かい対応をすること、です。

ブタがあぶない

今日のお昼はフォー(PHO)でした。 有名な具はガー(鶏肉)とボー(牛肉)で、それぞれフォー・ガー、フォー・ボーと頼みます。 屋台では好きな具を頼めるので、両方入れてもらいました。

で、事務所に戻ってその話をしていたら、社員から「大森さん、今はブタを食べないで下さい」と言われました。 「え、鶏(鳥インフルエンザ)じゃないの?」と聞いたら、なんでも今はブタの病気で人が何人か死んでいるとのこと。 日本ではブタだけは安全だと信じ切っていただけにちょっとショック。
PRRSブタが都市流入、1人感染死か[農水]

> PRRSは青耳病(日本では「へこへこ病」)と通称される。
「へこへこ病」って・・・聞いたことないよ。

今週はホーチミンにいます

今週はベトナム・ホーチミン市にいます。

日曜日の夜、22:30頃着の飛行機でベトナム入りをしたのですが、ホテルまでのタクシーで一苦労させられました。

ちょっと安めでマイナーなホテルなのですが、空港からは近いので安心していたら、ふと気がつくと全然違う場所へ着いています。 携帯でメールチェックをしていて外を見ていなかったせいもあるのですが、「違う」と英語でまくしたてると、またわかったというそぶりで走り出します。 ちなみに相手はほとんど英語がわかりません。 空港で英語がわかる係員が説明していたので大丈夫だと思っていたのですが・・。

で、しばらく乗っていると、またあきらかに遠ざかっている気がします。 停めさせてまた「本当にわかっているのか」と筆談(これも英語なのでほとんど通じていない)を交えて言い続けると、ようやく無線でなにやら聞いてわかった様子。 わからないなら最初から聞けって。

ちなみにそこでメーターは止めさせ、メーターよりも少し値切った額(それでも真っ直ぐ行った場合の倍近く)しか払いませんでしたが、その交渉にも10分以上かかりました。

こちらのタクシーの運転手は、行き先についてまず「知らない」と言いません。 走り出してからどうするか考える、といった感じです。 よく「ぼったくり」タクシーなどの話を聞きますが、今回の件も含めて今までの経験からは、どちらかと言うと「知ったかぶりして結果としてぼったくり」のパターンがとても多い気がします。

ホーチミン市の交通事情

ベトナムの人達にとって一番ポピュラーな移動手段はオートバイです。 オートバイといっても、ほとんどはスクーターやホンダのカブのような50ccのバイクです。

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そして街中ではそんなオートバイがイワシの群れのように、または洪水のように溢れています。

 

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割り込み、逆走、3人乗り、なんでもありです。 今までに最高で5人乗りのスクーターを見たことがあります。(大きなスクーターではなく、50ccのスクーターですよ!!)

若い夫婦と2~4歳の子供2人の4人乗りくらいなら、毎日普通に見かけます。 さらに走りながら子供がカップラーメンを食べている、なんてのも見かけます。

またかなり大きな荷物もオートバイで運んでいるのを見かけます。 長さ5mくらいの棒を束ねた荷物や、直径1m、高さ1.5mくらいの大きな荷物(おそらく屋台で使っているテント)、板ガラス(恐っ!)などを運んでいたりします。

街中では誰もあまりスピードを出さないので、見た目の混沌さから想像するほどには事故はあまり見かけません。 でも市街地を離れた国道では、かなりひどい事故が多発している様です。 特に夜は長距離トラックがかなり飛ばしているらしく、現地のベトナム人の社長さんは「絶対に夜中に遠出はしない」と言っていました。 死亡事故も多く、2006年上半期だけで、交通事故による死亡者数は6320人だったとのことです。

うちの社員もみんなオートバイで通ってきているので、交通事故はとても心配です。

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